筆跡鑑定料金の詳細
筆跡鑑定の料金は鑑定機関や取扱い業者によって異なるため、依頼者様は具体的な料金を知ることから始まり、その料金が妥当であるか、またどのタイミングでその料金を支払うのか等、筆跡鑑定の料金について不明な点が沢山あると思います。
そこで、今回は当センターで一番問い合わせの多い筆跡鑑定の料金についてお伝えしたいと思います。
当センターの料金形態
筆跡鑑定の料金については、まず、筆跡鑑定をご依頼頂く際の手順やご依頼内容について理解する必要があります。
当センターの場合、筆跡鑑定の料金は大きく分けて二つあります。一つは「事前鑑定」の段階で、もう一つは「筆跡鑑定書の作成」の段階でお支払い頂くものがあります。
当HP内でも多数説明しておりますが、「事前鑑定」は筆跡鑑定書を作成する前の調査の事をいいます。
筆跡鑑定の料金はまず、事前鑑定をご依頼頂く際に発生します。
ご依頼の手順としては、
“①筆跡資料の送付(依頼者様)”
↓
“②事前鑑定のお見積(当センター)”
↓
“③事前鑑定の依頼(依頼者様)”
となりますが、“②”のお見積は無料にておこなっておりますので、実際に料金が発生するのは、“③”の事前鑑定をご依頼頂く時になります。
依頼者様の多くは“①”で筆跡資料をメールにて送付していただき、続いて“②”の無料お見積へと移行しますので、事前鑑定のご依頼までは(②まで)料金は発生しません。
無料お見積の際に、その後の手順や料金のお支払方法について詳しくお伝えしておりますので、不明な点がありましたら当センター担当者に直接お問合せ頂ければと思います。
次に料金が発生するのは、「筆跡鑑定書の作成」をご依頼頂いた際になります。
筆跡鑑定書はいくつか種類があり(それぞれ内容の充実の度合いが異なる)、依頼者様の用途により最適なものをお選び頂きます。
この種類によって納期や費用(料金)が異なります。
裁判で筆跡鑑定書をご利用になる場合には、「本鑑定書」の作成が適しています。
本鑑定書を作成する料金は、主に筆跡鑑定をおこなう文字の数(文字種の数)により変動します。
例えば「山田太郎」さんという方の署名部分のみの筆跡鑑定であれば、鑑定文字はこの「山」・「田」・「太」・「郎」の4字種に限定されますので、本鑑定書の作成料金は比較的安価なものになります。
また、自筆証書遺言(書)のように加筆が認められない性質の書類について筆跡鑑定をおこなう場合は、できる限りの筆跡について筆跡鑑定をおこなう必要がありますので、このような場合には筆跡鑑定をおこなう文字種が増えて、本鑑定書の作成料金も高くなります。
費用や鑑定期間を抑える為に筆跡鑑定の範囲を限定する方法もありますが、前述のとおり筆跡資料の性質により鑑定範囲を限定する事によって、筆跡鑑定の信憑性を損ねる場合や、相手先(例えば原告や被告)からの指摘(よくある例としては、都合の良いところだけ筆跡鑑定をおこなっているというもの)を受ける場合もありますので、筆跡鑑定の内容については十分に検討する必要があります。
先述の本鑑定書のほかに、「鑑定所見書」という簡素な筆跡鑑定書もあります。
これは、筆跡鑑定をおこなった控えとして、相手側との話し合いや社内会議の資料等に適した筆跡鑑定書です。
この鑑定所見書の作成は本鑑定書の作成とは異なり、料金は筆跡鑑定をおこなう文字の数(文字種の数)が直接影響するものではありません。
また、納期についても本鑑定書の作成より短期間で料金も安価なものとなっておりますが、その分、鑑定内容の詳細については言及されないため、ご依頼の際にはご使用の用途について十分に考慮して頂く必要があります。
あらためて筆跡鑑定のご依頼の流れを簡単に説明しますと、先に述べた、
“①”(筆跡資料の送付)
↓
“②”(事前鑑定のお見積)
↓
“③”(事前鑑定の依頼)
に続き、その先は事前鑑定の内容を確認して頂いた後、
↓
“④筆跡鑑定書の作成”(筆跡鑑定書作成のご依頼の多くは「本鑑定書」の作成か「鑑定所見書」のどちらか)
へと移行します。
事前鑑定のみをおこない、相手先や裁判の場で正式な筆跡鑑定結果として言及する事はできませんので注意が必要です。
最後に
これまでの筆跡鑑定の料金についての説明をまとめると、筆跡鑑定の内容(文字種の数)やご依頼の内容、ご依頼頂く筆跡鑑定書の種類等によって金額の違いが生じるということになります。
具体的な料金につきましては、筆跡鑑定資料の内容を確認した上でお見積いたします(無料お見積)。
当センターでは筆跡鑑定の専門的な見地を有し、様々なケースに対応しております。
これまで培った経験をもとに、料金についても無駄のない合理的な筆跡鑑定をご提案いたします。
先ずはメールや電話にてお気軽にお問い合わせください。
電話にてお問合せ頂ければ、ご不明点を重点的に詳しくご説明いたします。
●TELお問合せ :03-6362-9161(平日9~17時迄、土曜日9~11時迄受付)
筆跡鑑定料金については当センターHPをご確認下さい。
お問合わせは下記までお願い致します。
宜しくお願い致します。